お読みくださる皆さまへ:

このブログでは、
1.おもに日本語で手に入る資料だけでも
2.視点を変えることで
時代が求めるものを理解し、時代の大転換期である今の世界で、
問題山積みの日本はどうしたらいいかを、考えていきたいと思います。

みなさん、こんにちは。

日本人にとっていま、世界目線で地球全体を見、日本を見ることがいかに重要であるか書いてきましたが、これからが本番です。
帰国して13年間、日本と日本人を注視してきて、つぎのことがわかりました。

  • 日本は“失われた20年”に落ちこんだ結果、グローバル化とデジタル化という21世紀への通過儀礼をきちんと体験できなかった。
  • この間、世界は2013年以降グローバル時代を超えて宇宙と地球の連動を特徴とする“超グローバル時代”に突入。
  • 物事が一層猛スピードで変わるので、日本は混とんとしてしまい、世界の変化についていけない。
  • ソフトパワーでしか戦うことができない日本人は、とりわけ21世紀型人財を組織的に大勢育成すべき時であるのに、それができないでいる。
  • これを一挙に解決する方法は、日本人が万物を見通す眼、つまり“グローバル・アイ”を身に着けるトレーニングを受けることである。これこそ、21世紀の“時代の要請”にこたえることになる。
  • 日本がいま直面している数々の問題は、世界で“ほんとうに”何が起きているかを知れば、すべて解決方法を見出すことができる。日本は世界の一部だから、世界を知ることで日本固有の価値さえも、目から鱗が落ちるようによく見えてくる。それを使って日本人が世界にどう貢献できるかもわかってくる。
  • 文部科学省に変革のイニシアティブを取っていただくことは期待できないので、民間で同じ思いの人たちや団体が連携しておこなうしかない。

日本人は実際これまで、国の枠組みそのものが敗れるという大災難に見舞われると国を開き、ヨーロッパの高度な文明を取り入れて近代国家をつくったり、米国の民主主義を取り入れ民主国家を作ってきました。

今回は枠組の一部が東日本大震災などでこわれたものの、全体が崩れたわけではありません。しかし、製造業で次々に起きている品質チェックをごまかす不祥事件や、あちこちでみられる人財の劣化は、制度疲労を起こしている証拠です。

今こそ、日本人は国を開き、大変化している世界全体としっかりむきあうという正しいグローバル化を起こすときです。そして世界全体と連動できる時代の先端をゆく国をつくるときです。

重要な点は、世界情勢にあわせて日本はもっと世界全体と向き合う必要があるのではなく、日本は一度も世界全体としっかり向き合ってこなかった。

だから今後どんな世界情勢になろうと、日本人は今より自立できる国をつくるためには、そして世界のルール作りに参画し、人間がやってきたことの負の側面を軌道修正できる存在になるには、どうしても内向きの態度をやめ、世界の現状をしっかり知る必要がある、ということです。

ここでグローバル・アイとそれを身に着ける運動について定義しますと

グローバル・アイ=万物を見通す眼。特に内向きの日本人にとっては、国内だけを見る、あるいは国内発で世界を見るのではなく、世界目線で世界中で起きていることとその本当の意味を見通す能力。
肉眼で見えないものを含め、世界の総体を心眼と正確な情報分析によって見通す能力。ロマンチックに響くかもしれませんが、徹底的なリアリズムに根を下ろしています。
この力を持つと、日本の問題がよく見え、解決方法を考えることができ、近未来を予測することができます。

グローバル・アイ運動=この神の眼線に近いグローバル・アイは、正しいトレーニングを受ければ身に着けることができます。グローバル時代になったからこそ、それが可能になったのです。ですから、世界トップの経済力や核兵器を持てない日本人こそ、教育の力を上手に使って、この最高のソフトパワーを自分のものにしましょうというのが運動の趣旨です。

・その眼の真ん中にあるのは、“お天道さまが見ている”の眼、つまり倫理性。テクノロジーが暴走して人類を破滅に導きかねない21世紀に、暴走に歯どめをかけうる世界唯一の力として、倫理性がいま新たに重要視され始めています。

・グローバル・アイを身に着けることによって私たちはユヴァル・ノア・ハラリの言う“ホモ・デウス”、神性に自らをアップグレードする存在、になるわけですが、18世紀の啓蒙時代のように傲慢にはなれません。人類が自ら発明したテクノロジーによって破滅の淵まできている現実を知っているからです。

・では、日本人はグローバル・アイを身に着けたら、なにをすべきでしょうか?
不当にも日本を破滅させようとする国の戦略と実行プロセスを見抜いて、手を打つこと。そして、人類はどこで間違ったのか分析し、日本固有の価値を活かして負の軌道修正を行うことによって、世界に貢献する。

・かつてあれほど高く評価した西欧的価値が限界に達し、“近代”(the Modern)が終焉。ボールはアジアに投げられました。

21世紀になり、国の地位が総体的に落ちていくのを危惧しながら、なおも日本固有の価値を使えば世界を救えるかもしれないという夢をもち続ける日本人。そのすべてを叶えることができるのが、「グローバル・アイ運動」なのです。

これ以上、日本にとっても世界にとってもWIN-WINになる方法はない、と思われませんか?

つぎから、日本や世界の出来事を例に取り、どのように「グローバル・アイ運動」を展開していけばいいか、考えましょう。

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