「世界で戦える人材」の条件(韓国語版)2016年9月刊行!!!


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PHPビジネス新書

グローバル企業で30年間伝え続けてきた『世界で戦える人材』の条件(PHPビジネス新書)なぜ、日本はこれほどグローバル化の波に乗り遅れてしまったのか――。

2007年、25年ぶりに帰日した著者が強烈に感じたのは、グローバル化で大変革した世界に、余りにも日本人が無関心だったことでした。このままでは日本だけ取り残されてしまう……。

本書は、「日本を真にグローバル化し、世界で勝てる国にしたい」と願う著者が、多くのフォーチュントップ企業から認められた、最短でグローバル人材が育つ「21世紀型」学習法を解説するものです。

多様な文化、歴史的背景を持った人材とビジネスを行い、成果を出す。
そんな「世界で戦える人材」になるには――。

  • グローバルマインドを心に設定
  • 「文化の世界地図」で、世界を俯瞰
  • 日本人に欠けている倫理とリーガルマインドを強化
  • 日本のDNAを磨く
  • 21世紀型の学習方法に切り替える

――ことが必要なのです。

本書は、あなたを世界で戦える「真のグローバル人材」に導きます。

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目次

第1章:日本人女性企業家、米国で躍進する
第2章:グローバリゼーションとの出会い、そして衝撃
第3章:「文化」という要素から世界が見えた!
第4章:本当の「グローバル化」を理解する
第5章:グローバルマインドを心に設定する【道1】
第6章:<文化の世界地図>で、世界を俯瞰的にみる【道2】
第7章:倫理とリーガルマインドを強化する【道3】
第8章:日本のDNAを磨き、日本型グローバル人材を目指す【道4】
第9章:21世紀の学習方法に切り替える【道5】


要旨

日本におけるグローバル化の視点が間違ったとらえ方で進められている。日本のビジネスを外国に拡大するというのが80年代の「国際化」で、90年代に世界の経済システムと価値観が大変動を起こし、21世紀に世界市場が出現、世界全体の視野から地球単位で世界をとらえ、世界の中の日本、日本から世界へ発信しようとする「真のグローバル化」ヘモデルチェンジをする必要が起きた。しかし日本はこれをせず、グローバル化につまずいたため、企業の営業利益率が低く、市場原理に違反して天文学的制裁金をはらい続け、グローバル人材を育成できずに外国人を雇い、グローバルM&Aでの失敗が9割にのぼるという現状を引き起こしている。

これを解消するため、企業も社員も、「真のグローバル化」へのステップをとることが重要。5つの「道」を提唱する。

道1:グローバルマインドを持つ
道2:著者作成の多様性解明のツール<文化の世界地図>を使って世界の多様な価値を理解し、それを活用する能力をもつ
道3:倫理とリーガルマインドを強化する
道4:民族固有のDNAを磨き、オリジナリテイを発揮、イノベ―ションの方向へ
道5;21世紀型学習法に切りかえる

東洋思想の”道”(Taoism)と今回の世界のグローバリゼーションは、”個と世界全体の一体化”というプロセスは同じだが、達成すべきゴールは真逆である。”道”がめざすのは”達観”であり、世界のグローバル化がめざすのは”世界変革”である。

アジア人は東洋思想のスキルを使ってアジア型グローバル人材を多く育成し、世界のグローバル化が西欧主導にかたよらないようバランスを取りながら世界変革に
貢献することを推奨する。

書評(アマゾン)

「待望のグローバル人材とは何かを語る本の登場!!!」
★★★★★

今までの単なる警鐘だけに留まらない内容で、『文化』と『歴史』の切り口も斬新で世界を俯瞰的に見る事の重要性が良く分かった。又日本人のDNAを磨く事がグローバル人材への道であると言う考えは目から鱗でした。
巻末の『グローバルナビゲーター』はこれだけでお金を払っても良いほどの内容で早速切り取って懐に忍ばせて行こうと思う。グローバル教育、グローバル人材育成に関わる人には必読の書だと思います。

「海外駐在21年間の商社マンも目から鱗!」
★★★★★

総合商社に勤務して、アジア、北米、ヨーロッパに21年間駐在して、自称グローバル人をうそぶいていた私だがこの本を読んで、目から鱗が落ちた!

この本を40年前に読んでいたら、最初の赴任地のマレーシアで、華僑とビジネス上の衝突をして、移民局に密告という報復手段をされ、3ヶ月間の国外追放を避けることが出来たのに・・・!
なかんずく「文化の世界地図」と「グローバルナビゲーション」は、世界の70億の民の、氷山の一角である今日の文化的特色を、その水面下の歴史的背景と思考回路にまで遡って、大変分かりやすく類型化しているところが秀逸である。
日本の将来は、少子高齢化で、長期間にわたりGDPは右肩さがりになり、優秀な技術とノウ・ハウを持った日本企業は、外国企業からM&Aの絶好のターゲットとされ、気が付いたら自分の企業の社長が外国人になったということも頻発するはずです・・・。ラオックス、レナウンなどがその良い例です。そんな時、自分がグローバル人材だったら、全く慌てることなく、企業のオーナーの要求と日本市場のニーズを理解して自分の能力を最適化して発揮することにより大活躍をして、就業は安泰です。然し、「私の担当は、日本国内だから」と、自らをグローバル化できていない人材の就業は、極めてリスクにさらされることになる。
これから海外駐在する人、海外からバイヤーを迎える人、今は、ドメスティックな仕事をしていると安心している人、全ての若者への必読書です。

「間違ったグローバル化を正す実践の書」
★★★★★

「日本に於るグローバル化、グローバル人材の考え方は見当はずれである。」という疑問からスタートし、その間違いを正すところから著者のグローバル人材の研究が始まったところに、この著書の大きな特色と他にない価値があると思いました。著書がたどり着いたのが「文化の世界地図」から世界を俯瞰的に見ることにより、真のグローバル化のあり方を理解し、グローバル・マインドの設定をすること。更に、倫理とリーガルマインドの強化、日本のDNAを磨き、日本型グローバル人材を目指すことを説いた後で、21世紀の学習法を示す等、著者の豊富な実体験に裏付けされた非常に説得力のある実践的な内容が示されています。日本人としてのアイデンティティを活かしながらグローバル化、グローバル人材育成に取り組んでいる方々に是非お薦めしたい本です。

「本当のグローバル人材を目指す人に最適の指南書」
★★★★

筆者は「日本企業のグローバル化」といった発想を根底から覆し、本当のグローバル企業とは何か、そのような企業が日本人に何を求めるかを明確に提示している。
80年代までのマルチナショナル/マルチドメスティック(筆者は国際化モデルと表現)と90年代半ば以降のトランスナショナル/グローバル(筆者はグローバルモデルと表現)を発想・価値観の転換ととらえ、世界が変わったことをわかりやすく説明している必読の良書。
企業人だけでなく、政治家にも読んでほしい。
巻末資料のグローバルナビゲーターの各国比較は非常に明快ではあるが、これを短絡的/ステレオタイプ的に
使われてしまう危険性があり、これに対する注意をもっと喚起する方が良い。
(この理由で一つ減)

「実体験に基づき、俯瞰的な視野で物事をみている良書だと思います」
★★★★★

断片的なものの見方では激変する世界の環境についていけないという課題設定から、俯瞰的な視野を持ち大局観での判断をするための方法を独自に模索した、読み応えのある本だと思う。
世界を俯瞰するための視点として、全世界の人々の価値体系(文化コード)を、4つに区分。価値の中心をどこに置いているか、立ち位置の違いを確認することが、世界模索で動く際の条件だとするのは、まさにそう思う。
他のグローバル関連の本でも同じような分析が見られるが、ここまで広く深く体系化したものは初めて見た。
日本から海外へという思考をやめ、時間軸×空間軸で世界全体という大きな器を思考の枠組みとして設定することは、これからの時代必須かと強く支持する。
歴史と地理は必須なのだと再認識するとともに、現在の断片的な教育も、このような観点を取り入れ内向き志向から若い世代を解き放ってもらいたいと切に願う。
複雑構造で物事を認識できる日本人こそ、今まさに人類に必要とされているこの時代に、グローバルな視野を持ち世界の繁栄と秩序の維持に貢献できる人材が、一人でも多く生まれることを楽しみにしている。